美容師

ヘアスタイリングを行う仕事

美容師の仕事においては、実際に利用している方も多いかと思いますので、皆さんご存知ですね。
サロンでお客さまの髪をカットしたり、カラーリングやパーマなどの施術を行うのがメインの業務になります。

スタイリストにおいては前述した業務が中心になりますが、スタイリストになる前のアシスタントは、スタイリストの補助的業務が中心です。
パーマのロットを巻くときに、ロットやペーパー、輪ゴムなどを手渡したり、カラー剤を塗布する手伝いをしたり、ドライヤーでお客さまの髪を乾かすなど、ハサミを使わない業務をメインに行います。

また、スタイリストがカットした髪を随時掃き掃除したり、営業中に足りなくなった備品の補充やシャンぷーを行うのもアシスタントの仕事です。
特に最初はシャンプーに入ることが多いので、一日中中腰になって作業するかなりきつい仕事になります。

スタイリストは、営業時間外にアシスタントがカットの練習をするための指導員としての仕事もあります。
これはサロンの店長や教育係が行うことが多いですが、小さいサロンではスタイリスト全員がローテーションで居残りをし、アシスタントにカットの指導をするケースもあります。

美容師に向いている人

まず、ヘアスタイリングが好きだということがマストです。
一人前のスタイリストになるまでの道はかなり長く険しいので、アシスタントの間に断念してしまう人も少なくありません。

ヘアスタイリングがとても好きで、自分は美容師になるんだという強い意志を継続できる人が、美容師として一人前になれるのではないでしょうか。

手先が器用だということも、美容師になるためには有効な要素となりますが、必ずしも器用でなくても、毎日コツコツと練習していれば、技術はあとからついてきます。
人気スタイリストの中には、本当は不器用だという人も多いようです。

また、カラー剤やパーマの技術などは日々進化していますので、時代に合わせて勉強を継続できるということも、美容師に向いているといえるでしょう。
これはほかの業界にも共通していることですね。

ヘアスタイリングにおけるセンスはもちろん、ファッションやメイクなど、トータル的なセンスも重要です。

ヘアスタイルだけ素敵でも、ファッションやメイクがあまりイケていないスタイリストには、なんとなく施術をお願いする気になれないもの。
このセンスについても、勉強していくうちに身についていきますが、持ち合わせたセンスがよい人は、早い段階で一人前のスタイリストとして活躍できるようです。