モテファッションの定義が変わってきた?
自分の個性を貫きたいという人がいる反面、誰にでもウケるファッションをしたい、という人は多いようです。
万人受けするファッションというと、一昔前の合コンスタイルを思い出しませんか。
当時、合コンでは白いワンピースにカーディガンというファッションがウケるといわれており、若い女性の大半が合コンの戦闘服として活用していました。
ひどいときには4人の参加者のうち3人が白ワンピだったというケースもあるようで、男性陣がいささか辟易し出したころに、ブームが収束していったといわれています。
ワンピースや膝丈のミニスカートにアンサンブルなどのファッションは、今でも万人ウケするファッションとしてのイメージが強いようですが、最近はこの定義もかなりばらつきが出てきているようです。
一時はファッションでその人の印象が決められてしまうような傾向がありましたが、今はその人の内面や清潔件などを重視するようになってきたことが理由として考えられますが、清潔感のあるファッションであれば、パンツスタイルでも「素敵だな」と感じる人が増えてきているのだとか。
ケバくならないことは基本
ファッションの傾向というよりも、「こうでなければいい」とか、「こんな感じがいい」みたいなアバウトな感覚をもつ人が増えているようです。
たとえば、「髪を染めすぎて毛先がバサバサになっていなければOK」とか、「メイクが濃すぎないこと、あとはどんなファッションでも清潔感があればいい」といった人が多い上、自分の個性を上手に引き出しているファッションをしている人が好まれるようになってきています。
好感度の高い芸能人も、必ずしもファッションの傾向が似ているというわけではありません。
むしろそれぞれにかなりの個性があります。
また、ファッションに限らず、きちんと手入れされた素肌だったり、髪だったり、ネイルだったりが重要になることも。
ネイルにおいてもヘアスタイルにおいても、あまり派手なものが好まれないというのは共通しているようです。
特にネイルにおいては、女性はかなりいろいろなアートやストーンなどを施した派手目のネイルが好きな人が多いのに比べ、男性はベージュや淡いピンクなどでさりげなく整えてあるネイルを好む傾向にあります。
雑誌のモテファッションに一喜一憂されるのではなく、清潔感を強調しながら自分の個性をより引き出してくれるファッションが、その人にとっての万人ウケファッションだといえるのではないでしょうか。