バイヤーとは商品を買付する職業です。アパレル業界でも人気の高い職種です。

バイヤーの仕事内容

バイヤーは主に商品の買付を担当しています。買付ける商品は服や靴、バッグなどさまざまですが、売れる商品を見極める能力がバイヤーには必要です。
バイヤーの仕入れによって会社の利益が変わってくるため、重要な業務といえます。
売れる商品を確保するにはトレンドのリサーチやデータの分析など、日々の情報収集が非常に常用です。
仕入れは、国内だけではなく海外のECサイトの利用や、海外へ直接買付する方法があります。古物市場という業者専門のオークションで仕入れることもあり、仕入れ方法はさまざまです。
参考：エコリングtheオークション | ブランド品の仕入れ・卸ならエコオク

バイヤーになるには

バイヤーに特別な資格は必要ありませんが、アパレル業界のバイヤーならファッションのトレンドやニーズを常に意識しなければなりません。
そのため、アパレルショップでの経験が求められます。店舗スタッフから経験を積み、バイヤーとなるルートが一般的なようです。
業界未経験者でもバイヤーを募集しているケースもあるので、求人情報をチェックするといいでしょう。英会話ができると非常に役立ちます。

バイヤーに必要な能力

コミュニケーション能力

バイヤーは買付のために生産元と直接交渉することがあります。自分にとって最大の利益を得るために価格や納期、仕入れ数について交渉しますので、バイヤーにはコミュニケーション能力が必要というわけです。

情報収集・分析能力

バイヤーにとってトレンドを先読みする能力は重要です。しかし、センスだけに頼っては外した場合の損失は大きくなります。そうならないように、日頃からトレンドについての情報収集・分析をし、理論的に見極める力も必要です。
さらに、買付額や利益率についても計算しなくてはならないので、計算力もなくてはいけません。

語学力

日本だけではなく、海外で買付をする場合、現地の人とコミュニケーションを取らないといけないケースは多々あります。外国語は必修というわけではありませんが、習得しておくと有利になるのは間違いありません。

バイヤーのやりがい

自分が買付けた商品が売れると、やりがいを感じるようです。売上として数字に反映されるため、結果が分かりやすい点もあります。
また、在庫の過不足なく仕入れなくてはいけません。余っても不足しても、会社の利益に返ってくるので緊張感があります。その分、在庫の予測が当たるとやりがいを感じるでしょう。